「です」と「である」を混合してないか
丁寧語に属する「です・ます」調と、断定的な言い方の「である・だった」調を一緒くたに表現していないでしょうか。
これが混合されていると、統一感がなく、チグハグな印象を与えます(筆者もよくしてしまう間違いです)。
悪い例:いよいよもって、彼は怒り出した。きっと、悔しいのです。
リズム感を出す
リズムのない文章は悪い文章といえます。
だらだらと文章を繋げるのではなく、途中で切るなどしてリズムを作りましょう。
また、表現を変えたり、視点を変えたりなどしてリズム感をだします。
悪い例:延々と続くであろう砂丘が、あたかも宇宙の如く茫漠かつ曖昧でザワザワとしたシーンを演出して、何もかもを壊してしまいたい衝動に駆られ、私は思わず叫びだして走り出していた。
これを
良い例:延々と続くであろう砂丘が、あたかも宇宙の如く茫漠かつ曖昧でザワザワしたシーンを演出していた。
何もかも壊してしまいたくて、私は思わず叫びながら走り出していた。
根拠のない断定は避ける
根拠のない、あるいは自分自身しか論拠としていないようなことは避けましょう。
たとえば、「女はワガママだ」とか「男は浮気する」など統計として怪しい表現は避けます。
そういった表現を避ければ、文章への興味をもってもらいやすくなります。
ただし、物事の説明をするうえで統計上怪しいことを断定しざる得ないこともありますので、時と場合によって表現を選びましょう。
引用文が多い
引用するのはいいのですが、その引用に関して注釈やその引用元に関して考えを添えておきましょう。
引用だらけで、執筆者の考えが少しも入ってないものは、甚だ説得力に欠けるものです。
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