0では生み出せない
ほとんどの人は、専門的な天才でもなく、飛びぬけてIQが良いわけでもありません。
ビジネスモデルにしろ、計算式にしろ、0から全く新しいものを創れるのは数％にも満たないごく一部の人だけです（それこそ100年に1人というレベルの逸材）。
しかし、0は無理でも、1からなら発想や努力、やり方次第によっては10にすることができます。
1を探す
さて、そこで重要なのは10にする材料とする1を見つけることです。
これが最も重要で、もしとんでもない1を掴んでしまうと、1どころからマイナスになることもありえます。
1は、意外と自分の身近なところに転がってることでしょう。
トイレや風呂などを使用中に思いがけないアイデア（1）が浮かぶのは、身近すぎて普段は何気なく見過ごしてることが多いからです。
つまり、逆に言えば自分が今まで何らかの形で関わっていたけれど目に留めなかったようなところに1はあります。
2にするには
1を見つけたとしても、2にならなければ3にも4にもなりません。
そのために、まず1に関する情報や知識あるいは方法論などをできるだけ書籍やインターネットを駆使して集めましょう。
知人や友人にその道に近い人がいれば尋ねてみるのもよいです。
集めた情報は、ただ並べるだけでなく、良い情報（2にする価値ある情報）と悪い情報に取捨選択します。
良い情報は成功するのに必要なものです。悪い情報は、中には失敗例の反面教師として使えそうなものもあるかもしれませんが、ほとんど必要ありません。
良い情報を基に、自分なりのプロットを立てていきましょう。
すると、自ずと2が見えてくるはずです。
10にするには
2や3にはできたとしても、10にするには中々難しいものです。10の状態なら大成功と言っていいでしょう。
1をどうやって見つけて2になり、2や3の過程を大切にして忘れないことが10になる秘訣といえます。
もし、それを忘れてしまったら、たとえ9に成れても途端に1や2になることもあります。
10までは、絶え間ない努力や運や人脈など、うんざりするようなものが求められるかもしれません。
けれど、何も始めなければ10になりようがありません。
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