嘘のパターン
嘘をつく人には、大別すると三つのパターンがあります。
嘘が下手な人、嘘が上手な人、嘘を嘘だと思わない人の三種類です。
-- A:下手な人 --
嘘をつくのが下手な人は、動揺しやすく、言葉や態度に焦りが表れます。
嘘の内容が抽象的で曖昧なのが特徴です。
-- B:上手な人 --
嘘をつくのに慣れてるので、毅然とした態度で嘘をつきますので信じてしまいそうになります。
嘘の内容が具体的で明快で、更に時々ユーモアラスだから真実と判断がつきにくいことでしょう。
-- C:嘘だと思わない人 --
これは思い込みの激しい人や、固定観念で喋る人に多いです。また、一部の精神的な病気や人格障害をもっている人にも見られる傾向です。
自分の発言が嘘だと思わず、脳の中で自分の都合のいいように改竄されていてそれが現実としてすり変わっています。
なので、嘘をついている時は平然としていて、普段の言動と変わらないので区別がつきにくいです。
嘘の見抜き方
-- Aの場合 --
言動があやふやだったり、慌てているので見抜きやすいことでしょう。
「それで、XXでXXはどうなったの?」と具体的なことを聞かれると、逃げるか、曖昧な答えしか返ってきません。
また、目が右方向に泳いだら嘘を考えていると思っていいです。
心理学の実験によると、事実の記憶を辿るときに左上に視線を泳がし、ストーリーを作ろうとしているときに右上に泳ぐ傾向があるという研究結果があります。
-- Bの場合 --
どんどん相槌をうち、信じているそぶりを見せ、綻びがでるのを待ちましょう。
気持ちよく語りだすと、うっかり嘘だとばれる矛盾した事実を言ってしまうので、そこを追求してみます。
うまくいけば、そこで狼狽し、嘘であることが判明することがあります。
-- Cの場合 --
対処が難しいので、なるべく深く関わらないのが懸命でしょう。
嘘を嘘だと追及されたら、怒りだす可能性が高いので、信じたフリをして接します。
嘘を見抜くには、他の人たちのその人に関する情報や言動を収集し、意見も聞き、判断するのがよいです。
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