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2009 年 5 月 19 日

[続報]マルウェア「JSRedir-R(通称GENOウイルス)」について

先日、エントリしたJSRedir-R(通称GENOウイルス)の続報です。

当該マルウェアに関して、英米のセキュリティ企業が注意を喚起しています。

US-CERTによると、この攻撃ではまず、正規サイトが改ざんされてJSRedir-Rのコードが挿入される。サイト改ざんには盗まれたFTPパスワードが使われているとみられるが、設定の不備、Webアプリケーションの脆弱性などが利用されている可能性もある。IT Media


ここまでは先日お伝えした内容ですね。

このマルウェアはユーザーのシステム上でネットワークトラフィックを監視し、FTPのパスワードなど重要情報を盗み出して、その情報を使って別の攻撃を仕掛ける。さらに、Googleの検索結果が操作されてしまう可能性もある。
Sophosは先に5月前半の統計で、Webサイトに感染している全マルウェアの42%をJSRedir-Rが占めたと伝えていた。


これは新たに分かった脅威ですね。検索結果操作が事実なら、Web屋にとっては重大な損失に繋がる可能性がありますね。


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このソフトで検知できる模様

この記事を書いた人

村田霧人

投稿者の Twitter: @olivesystem

カテゴリ: インターネット, コンピュータ, セキュリティ
タグ: ,
投稿日時:2009年05月19日 01:18:30

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