なぜ、遅く読むことがよいのか
遅く読むということは時間をかけることになりますが、その分、ひとつひとつの文字をしっかりと目で追いかけることになります。
記憶に焼きつきやすく、文言に隠された意味を捉えることもできるでしょう。
なんといっても、後述しますが、フィルタリングをかけることができるのは大きいです。
言葉の意味、文章の意味
速く読み進めると、1ページにかけて書かれた文章の意味を全体で捉えることなく、ワンフレーズで捉えてしまう恐れがあります。
そこまでの文章の流れや言い回しなどから本来の意味を捉え、更に何か示唆しているものを見つけることができるかもしれません。
また、わからない単語や気になる熟語があれば辞典をひき、国語力もアップさせましょう。
想像する
速く読むと、次々とシーンが切り替わるアクション映画のようで、ひとつひとつのものは曖昧になります。
ゆっくりと読むと、場面や描かれてることを想像することが容易になり、脳の刺激になるでしょう。
フィルタリング
人は、文字で入る情報は耳などから入る情報に比べて、信じ込みやすい傾向にあります。
速く読めば、そのままのものとして認識してしまうので、そこに書かれてることを表面上で鵜呑みにしやすい。
遅く読むことによって、気にかかった部分で止めることができるので、思考をしてそれが正しいか否かの判断がしやすくなります。
私は、常々、読書家の後輩などには「フィルタリングしなさい」と注意を喚起してます。
つまり、「その情報に関する材料を集めてから、そこに書かれている文章が正しいかどうか分別しなさい。もし情報が少なければ、簡単にそれを真に受けるのはやめなさい」と言ってます。
↓ちなみに、この本は読んだことありませんが、機会があれば読んでみます。
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