趣味とは
本題に入る前にまず、趣味の意味を探りましょう。
国語辞典によれば、
仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしてしている事柄
Yahoo! 辞書
とのこと。
つまり、苦痛やノルマがなく純然に楽しめる行動であるといえます。
辞典の意味を行使するなら、「仕事が趣味」というのは矛盾していますので避けましょう。
趣味がないのが趣味
「趣味がないのが趣味」と言うと奇妙に聞こえるかもしれません。
けれど、趣味をもつ人に対して「私は無趣味だ。なぜなら、ひとつのものではなく、色々な娯楽やイベントを楽しんでいるからだ」と反論できます。
次のように述べることもできます。
「私は君のようにコレクターではないので、お金をかけることは少ない。また、その時々で気ままに色々なイベントを楽しむことができるので、必ず何かをしなければいけないという強制がない」
趣味をもつと「○○を集めなければならない」とか「もっと知識を蓄えなければならない」などという偏った意識をもつようになってしまいます。
私自身、推理小説が好きでよく読んでいますが、いつのまにか「もっと色々な小説を読んでマニアックにならなければいけない」という思考をもっています。
趣味であったものが、いつしか自分を束縛し始めるのです。
しかし、無趣味であれば、その固定観念からは開放され、自由に自分の思考と体力を使った楽しみ方ができるのです。
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