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2012 年 3 月 12 日

アルファブロガーは終焉したのか?

3/9に発表されたアルファブロガー・アワードでアルファブロガーを決める大会は終了となりました。

これは大きな意味をもち、ブログ以外のコミュニケーションや表現ツールが豊富になってきたため、個人の表現の場としてブログが賞賛される時代は終ったといえるでしょう。



見出し





アルファブロガーの定義



アルファブロガーとは、Wikipediaによれば、


アルファブロガー(Alpha blogger)とは、インターネットにおけるブロガーのうち、そのブログが大きな影響力を持つ者や、多くの読者を持つ者などを指す。アメリカの雑誌 『ニューズウィーク』の記事で紹介されたのが始まりとされるが、事実上は日本でしか通用しない和製英語となっている。


とあります。
単純にいうと、「影響力のあるブロガー」ということでしょう。

影響力といっても、アクセスが多いブロガー、発言を支持されるブロガー、活発的で横の繋がりが太いブロガーと色々なパターンがあります。
ここでは、全てのパラメータを合わせて影響力をもっていると判断できるブロガーをアルファブロガーとして述べています。

アルファブロガーは終焉したのか?



今回のアルファブロガー・アワードの終幕によって、アルファブロガーの存在は虚無になったのでしょうか。

あるブロガーがTwitterを始めてからブログの更新頻度が落ちたということを耳にしました。
これは、Twitterというブログより手軽な表現手段をもってしまったがために、ブログを書く必要性やモチベーションが低下したものと思われます。

この状態であるならば、アルファブロガーは終っているといっても過言ではないかもしれません。

しかし、彼らはアルファ"ブロガー"ではなくなるかもしれませんが、なんらかのアルファ○○になる可能性は秘めています。
前述したブロガーは、もしかしたらアルファツイッタラーになろうとしているのかもしれません。

アルファブロガーという名前は残らないかもしれませんが、彼らが影響力をもった存在であることは変わらないかもしれませんし、時代の波についていけずそのまま消えてしまうことも十分あり得ます。

今後のネットとブロガーの関係性



検索すれば多くのブログが上位表示されることは珍しいことではありません。一時期は、機械的に作成されたブログすらも上位表示されることもありました。
しかし、最近はTwitterやFacebookなどのページが検索上位にくることも珍しくない状況です。

ひとりのユーザの発言が、ブロガーがせっせと記事を書いたものよりも上位表示されることもあります。
もしかしたら、近い将来はブロガーもしくはブログはネット上において少数精鋭になるのかもしれません。

けれど、私はこの事自体には危機感はありません。
なぜなら、前述したようにブロガーという存在がなくなったとしても、違った媒体で表現できる仕組みが登場するからです。

ネットの進化が進めば進むほど、先鋭的なものに敏感なブロガーたちは、名前や形を柔軟に変えて、ますますネットと蜜な関係をもっていくのではないかと推測しています。



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この記事を書いた人

村田霧人

投稿者の Twitter: @olivesystem

カテゴリ: コラム, 生活
タグ:
投稿日時:2012年03月12日 10:53:44

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