そんなときに、ワンパターンな思考から脱するコツです。
1:まずは常識を疑ってみる
「常識を疑え」といってもピンとこないかもしれません。
たとえば、こういう風に考えてみましょう。
あなたはいま、部屋にいます。
その部屋には四方に壁があり、ドアがひとつしかありません。
普通の人なら、そのドアから出入りするものだと思いますね。
しかし、実はそのドアは動かず、壁に何度もぶつかることによって壁をすり抜けることができるのです。
これはトンネル効果というものを応用した話ですが、このように現実ではあり得ないと思えることでも違った発想から思考することが大切なのです。
視覚や触覚で捉えて脳で処理したことを鵜呑みにせずに、まずは「どういう方法があるのだろうか。壁をすり抜けれるのではないか」と自分の「当たり前」を疑うことが大切です。
2:変化を想像してみる
常識に捉われないようになりましたら、そこになんらかの変化を想像してみましょう。
さっきの話の続きでいうと、壁にただぶつかるのではなく、槍をもってぶつかったり、叫びながらぶつかったり、頭からぶつかったりと色々と想像するのです。
すると「頭からだとすり抜ける前に死ぬな」とか「槍だと折れそう」と、非常識な行動に対して常識的な解釈がついてくるのです。
実は、ここがポイントなのです。
全てが非常識な発想とルールだとただの無秩序で荒唐無稽な思考になってしまいます。
そこで、まずは一見すると非常識だと思われるポイントから始め、肉付けは常識的なものでしていくのです。
3:いつもの思考の逆と真ん中とそれ以外
いつものワンパターンなものとは、逆の位置にあると思われるパターンを考えてください。
その逆のものを思いついたら、それといつものパターンの中間地点になるものを考えてください。
最後に、そのどれにも属さないものを思考してみてください。
前述の2つで頭を柔らかくすることができれば、ある程度これらの事は発想できるはずです。
関連性や関係がないと思っていたものでも、意外と密接にくっつき、良いアイデアが生まれるかもしれません。
[tmkm-amazon]4140882026[/tmkm-amazon]
RSS feed for comments on this post.